指導者が新たな考え方を取り入れない?
A氏がA法の指導を行っていたが、保護者がLS-CC松葉杖訓練法に指導法を変えた。
指導が変わって肢体不自由児の運動機能が変化したが、A氏はその原因や何故なのかとも考えていない模様?
PCWで歩くのと、松葉杖で歩くのとの比較は、行なわないのだろうか?
PCW(posture control walker)を使って歩行練習を行い、その先は? そのまま独歩に至る? PCWで歩くようになっても、ほとんどの子どもが杖歩行にも独歩に至っていないのでは…?
たとえA氏がPCWで指導していたとしても、松葉杖で歩けるようになった子どもの松葉杖歩行を止める程に、何か問題が有るのだろうか?
あるPCWで指導していた人と話をしたことが有るのです。その人が言うには、「松葉杖にぶら下がるようにして歩くからいけないと…?」と何の疑問も無いように話すのです。
私たちが使う松葉杖歩行を見ずに言っているのでは…?
松葉杖にぶら下がりたくとも、松葉杖は斜めとなっているのでぶら下れるわけもないのです。
A氏をはじめとして多くの肢体不自由児の運動機能指導者が、あるマニュアルだけに拘り他の指導法を研究しようとも、自らの指導法と比較しようともしないのが現実です。
過去の時代には、「2歳で自分でお座りをすれば、歩行が可能。4歳で自分でお座りをすれば、半分が歩行可能。8歳までに歩行しなければ、以後は歩行不能」と言われていました。しかし今では、「生まれつき障害の子どもは、生まれた時の脳のダメージによって運動能力は定まっている。訓練をしたからとか手術をしたからの理由で、機能の状態が変わるわけではない」と言われているのです。
過去の時代は努力して運動機能を改善しようとしていましたが、現在ではMRIやCTでの断層撮影検査を重視し、脳神経外科医師の診断モ加わり、指導に入る前からその予後を決めているのです?
脳神経の医学は、まだ開発発展中です。わからない事がまだまだ沢山有るのです。どんな指導を行ってもその結果が決まっているのに、なぜに治療を受けさせようとしているのか?
要はわからないから指導をするのでは…!
指導に当たった子どもの中には、小児科や脳神経外科医師が「できない」と言われていた動きや姿勢ができるようになったお子様も少なくありません。
他人の行う指導法やその考え方を学ぶことも無く、自らが行う指導法が優れていて適格であると考えていることが、エビデンスを唱える人たちの驕りなのでは…
A氏の指導法とは異なっていても、それ以上の運動機能が有るならば松葉杖歩行での運動会参加も考慮に入るのでは…
他の訓練方法を受け入れられない、狭い心では肢体不自由児の指導には適していないのでは…?
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製作 LS-CC松葉杖訓練法 湯澤廣美